Agの編入体験談

高専からの大学編入、大阪大学編入、阪大基礎工編入

大阪大学基礎工学部に編入して(1)

皆さん、こんにちは。

ご覧いただきありがとうございます。

 

今回は、大阪大学基礎工学部に編入して1か月が経過したので、編入生活について書きたいと思います。

 

入学年度:2020年度

編入先:大阪大学基礎工学部システム科学科機械科学コース

(リンク先は、大阪大学基礎工学部システム科学科機械科学コース のHPです。)

 

 

 

 

1. 入学手続きについて

 

阪大基礎工については、編入試験の合否結果が速達で結果発表の翌日に届きます。

 

しかしそれ以降、2月末まで一切書類や連絡もありません。(笑)

心配せずに待っていてください。

 

2月末(確か4週目)に入学手続き関連の書類が届きます。

その書類をそろえて、3月1週目までに阪大基礎工の教務係まで提出です。

期限が短いのでしっかりと準備しましょう。

 

提出書類の一覧は控えていなかったので、覚えていません。

高専シラバスはすべて提出しました。

膨大な量になるので、データ提出は可能かと問い合わせましたが、紙媒体で提出してくださいとのことでした。

200枚ぐらい印刷し、ゆうパック+(?)で提出しました。

漏れのないように注意しましょう。

 

 

2. 入学式について

 

大阪大学は毎年 4/2(おそらく)に大阪城ホールにて入学式が行われます。

編入生も入学式には参加します。(できます。)

招待状が2枚送られてくるので、自分を除き2人まで入学式に参加できます。

 

しかし、今年はコロナウイルスの影響により、入学式は中止となりました。

せっかくの機会だったので参加したかったです、、、

 

 

3.  編入生ガイダンスについて

 

阪大基礎工は、毎年編入生の登校日が4月1週目にあります。

しかし今年は、コロナウイルスの影響によりぎりぎりまでドタバタでした(笑)

 

本来であれば、まず編入生が集まり、書類が渡されます。

その後、コースごとに単位認定や編入に関する指導が、コース担当の先生からあります。

そして、コースにより時間はバラバラですが、内部生も一緒に今年度の履修指導やガイダンスがあります。

その後、履修登録や教科書を購入する人は購入したりなどして、解散という流れだと思います。

 

結果として 4/7 に登校し、必要書類だけ渡され、コースにより別の動きでした。

コースによってはその時点で解散、オンラインにて履修指導など。

 

機械科学コースは、コースの先生より簡単な編入に関する指導、単位認定についての指導があったのちに、オンラインにてコース別指導(内部生含む)がありました。

 

私は、その後機械科学コースの編入生と一緒に履修登録相談をしました。

その際に、B4とM1の機械科学コースの先輩方にも来ていただき、顔合わせと履修相談をしました。

その日中に履修はほぼ決まったので、教科書も購入しました。

 

 

4. 編入生について

 

以前、基礎工入試の投稿でも述べたかもしれませんが、2020年度は 機械科学コースは6人合格、基礎工全体で21人合格でした。

結果、入学したのは

・機械科学コース4人

・数理科学コース1人

・知能システムコース2人

・合成化学コース2人?

・ソフトウェア科学コース2人?

計12人?でした。

 

機械科学コースに合格した2人は、阪大工学部に編入したみたいです。

基礎工蹴って、他の大学に編入している人がこんなにいるなんて、、、(笑)

 

一つ上の先輩は機械科学コース1人だったので、同級生がいてよかったと心から思っています。

 

 

5. 大阪大学編入会について

 

大阪大学には、大阪大学編入会 という団体?サークル?があります。

例年、入学式後に編入生歓迎会というものがあります。

今年は、コロナウイルスの影響でまだ行われていません。

落ち着いたらできればいいな、、、

 

 

6. 単位認定について

 

阪大基礎工は、全学共通科目(共通教育系科目&専門教育系科目&自由選択)はすべて単位認定してもらえます。

よって、専門科目のみ受講すれば良いです。

基礎工は、MAX 30単位まで単位認定してもらえます。

 

機械科学コースで無条件免除の科目は

(1年次科目)

・システム科学序説:2単位

・情報処理演習:1単位

(2年次科目)

・コンピュータ基礎演習(情報科学演習):1単位

数値計算法演習(数値解析演習):1単位

(3年次科目)

・機械構造計画演習:2単位  (←設計製図)

の計7単位です。

 

それらに加え、機械の専門4力系科目とその演習だけは、毎年単位認定試験ののち、単位認定の判断が行われます。

(2年次科目)

・材料力学:2単位

・機械力学:2単位

・熱工学A:2単位   (←熱力学)

・流体工学:2単位

・材料力学演習:1単位

・機械力学演習:1単位

・熱工学演習:1単位

・流体工学演習:1単位

すなわち上記計12単位は、その学生によって認定が異なります。

 

よって、機械科学コースの単位認定のMAXは 19単位です。

少なすぎます(笑)

ただ、機械科学コースは毎年このようになっているので、仕方ありません(笑)

 

 

今年はコロナウイルスの影響で単位認定試験がどうなるのかドキドキしていました。

編入生の登校日までは教えてもらえませんでした。(何度も問い合わせしましたが、、、)

 

結果として、前期科目である

・材料力学

・機械力学

とその演習は全員試験なしで認定でした。

編入試験でも全員よくできていたためではないでしょうか。)

 

しかし、後期科目の

・流体工学

とその演習は単位認定試験を行う

 

・熱工学A

とその演習は 編入試験 の出来で判断する

 

ということになりました。

 

緊急事態宣言が発令されており、その中登校して単位認定試験を受けるのは嫌だったので、交渉した結果、流体工学の単位認定試験はオンライン受験にて行いました。

(レポートとかで認定していただきたかった。)

 

流体工学に関しては、基礎的な内容であったため簡単で、全員認定されました。

 

熱工学Aに関しては僕は認定されましたが、1人だけ認定されませんでした。

本当にかわいそうです。

正直、納得いってません(笑)

編入試験はバリバリの一般関係式(偏微分)で、結構難しかったので、、、

 

というわけで、機械科学コースに編入する学生はしっかりと4力の勉強をして、入学してください。

単位認定試験は例年、ガイダンスの翌日から行われるみたいです。

 

ただ4力は、専門科目のベースとなるので大切だと思います。

私は、高専時代の流体のレベルの低さのまま、あまり勉強せずに認定されたので、その派生科目(応用科目)で苦しむと思います。

(現に授業で苦しんでます。)

 

機械科学コースに限ってですが、高専時代の履修は考慮されず、すべて取り直しというスタンスで考えると良いと思います。

 

他コースの編入生はシラバスを考慮された後、30単位ぐらいみんな認定されていました。

単位認定試験があるのも、機械科学コースだけだと思います(笑)

 

阪大工学部機械はもっと単位認定されていました。

 

 

7. 時間割について

 

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上が前期(春夏学期)、下が(秋冬学期)の時間割です。

前期については確定ですが、後期についてはまだ未定です。

 

防災特論は、春学期(4~6月)の科目です。

 

GW現在、生産工学と機械工学実験だけは始まっていません。

どちらもGW明けから始まります。

(もちろんメディア講義です。)

 

科目について簡単に説明していきます。

 

(2年次科目)

・数学A:微分方程式

・コンピュータ基礎(情報科学):論理回路

・数学B:複素解析

・数学C:フーリエ解析

・設計工学:機械設計

(4年次科目)

・宇宙工学

・機械加工学

・生産工学

※その他の科目は3年次科目

 

2年次の科目も履修しないといけないので授業数が多くなっています。

 

編入生は特別に、4年次の科目も履修させてもらえます。

(ただし要理由&相談)

 

前期科目のうち私が高専で履修し、再履修(復習)となっている科目は

機械材料学A(材料工学)

・数学A(微分方程式

・数学B(複素解析

・制御工学(古典制御)

・エレクトロニクス(電気回路)

・機械工学実験

です。

ただ、もう忘れ切っていたり、より複雑な内容が学べると思ってプラスに考えています。その分賢くなれます(笑)

なので授業数は多いですが、何とかなると信じています(笑)

 

この時間割で全て単位を取得出来れば、4回は卒業研究だけになります。

内部生は3回の授業がもっと少なく、4回は卒業研究だけという感じだと思います。

 

4回前期は、卒業研究 + 就活or院試 があるので3回で単位は取りきるべきだと思います。

 

 

8. 授業について

 

大阪大学は、授業初日(4/9)からオンラインにて授業が始まっています。(実習系科目除く)

実習系科目は、科目にもよりますがGW明けから始まります。

 

メディア講義(オンライン授業)は科目によって形式が様々です。

・zoomにて板書&解説系

・zoomにてスライド&解説系

・配布資料で各自自習系

・動画による講義系

 

配布資料で自習系の科目は本当に地獄です。

 

メディア講義ということで、基本的に全科目で課題が出ます。

これは授業に関する意識向上や、テストができなかった時のためではないかと思っています。

テストが無ければ課題だけで成績が付くので、課題は本気で取り組んでいます。

通学時間が課題の時間になっている感じです。

 

メディア講義に関わらず、阪大生はすごいなと感じることがよくあります。

高専時代はノートを黙々と書いてるだけの子、寝ている子が多かった印象ですが、メディア講義にも関わらず面白い質問をする内部生が多いです。

一緒に受講していて面白いな~と感じています。

(こういうところが授業の楽しいところですよね。)

早く登校して、教室で受講したいですね、、、

阪大は前期全授業、メディア講義が決定していますが。

 

 

9. バイトやサークル活動について

 

バイトは高専時代から続けている、自宅の近所で行っています。

コロナウイルスの影響で登校していないので、バイトも行きやすい状況です。

コロナウイルスは本当に怖いですが、、、)

 

私はせっかく総合大学に編入したので、3年次編入という特殊なポジションですがサークルに入ろうと考えていました。

しかし今年度はこのような状況なので、新歓もできていません。

サークルによってはオンラインで情報発信してくれているので、それを探ったりしているというのが現状です。

なのでまだサークルは決定していませんが、何かしらには入ろうと思います。

 

授業数は多いですが、自分次第でバイトやサークルもしっかりできると思います。

 

 

10. まとめ

 

阪大基礎工機械科学コースは

・入学すぐに、4力の単位認定試験がある

・単位認定がかなり少ない

・基礎(理論)系の授業も多い

 

他コースは、30単位ほど認定してもらえる。

 

基礎工と工学部の違いはまだわかっていません。

 

基礎工に入学が決まって、質問などある方は連絡いただければと思います。

答えられる範囲で答えます(笑)

 

 

長くなってしまい申し訳ございません。

また前期終わりぐらいに更新したいなと思います。